「電気を通すプラスチック」の発見 ー白川 英樹
研究概要白川は、東京工業大学時代、神原周教授らに学びました。研究室では、助手の旗野昌弘らが1960年代初期からポリアセチレンの研究をしていました。当時のことを、白川はこう記しています。
(白川英樹「現代の錬金術-電気を通すプラスチック」ILLUME Vol.2, No.2 第4号, 1990, 東京電力エネルギー未来開発センター発行)
1967年、研究生がポリアセチレンの合成を経験してみたいと申し出てきたので、白川は、実験の方法などを教えたところ、暫くして、実験を失敗した